所沢は、東京のベッドタウンの機能もありますが、自然豊かな土地でもあります。東京との境にある狭山丘陵は貴重な自然が多く残っている場所で、たくさんの動植物が生息しています。狭山湖はその西部にある人工のダム湖になります。完成したのは昭和9年で、県立狭山自然公園の一部になっています。バードウォッチングの愛好家が多く集まる場所としても知られていますが、春の桜や秋の紅葉など、自然の景観も魅力にあふれている場所です。

    国木田独歩の作品にも登場する武蔵野の雑木林も、所沢の自然としてあげることができるでしょう。昔のままの雰囲気を残している雑木林は、散歩や森林浴にも適しています。ほかにも、所沢と浦和までの間に17キロのケヤキ並木が続いています。合計で2417本も植栽されている日本で1番長いケヤキ並木がある国道463号線は、緑が茂る季節になると心地よいドライブコースとなるのです。もちろん紅葉の季節も見頃ですが、小手指小学校の大イチョウも有名です。
      そして、武蔵野の面影をいまも残している場所としては、市民の森が市内3か所に整備されています。散歩コースとしても最適で、秋には落ち葉のうえを歩くことができます。所沢で1番標高が高い比良の丘も緑豊かな場所です。遠くまで見渡せる丘からの絶景も見どころの1つです。前出の小手指小学校の大イチョウとともに市の巨樹・巨木に指定されているのが、所澤神明社の大ケヤキです。樹齢は200年とも言われている大きな樹です。