所沢の歴史

所沢には、約2万年ほど前から人が住んでいたことがわかっています。そのため、市内には貝塚をはじめとする旧石器時代の史跡が残されています。その代表的な史跡の1つが砂川遺跡です。また、日本の神話にゆかりのある所澤神明社や北野天神社なども有名で、いまでもお祭りの日になると毎年にぎわいを見せています。本格的に中央政権の支配が及ぶようになったのは7世紀ごろだと考えられており、武蔵野国として知られるようになりました。

中世になると、中央政権の力が弱まり、野武士集団が所沢周辺に現れるようになります。鎌倉時代になると、地理的に幕府に近いこともあり、軍事的にも経済的にも重要な位置を占めるようになります。とくに北の地域との交流の中継点として発展するようになるのです。その後、上杉氏や北条氏の支配下となり、その当時の史跡が滝の城址や山口城址として残っているのです。そして、江戸時代には幕府直轄領となっていったのです。

明治維新後は、大部分は品川県となりますが、一部に韮山県や川越県に組み入れられた地域もあり、1889年の町村制施行によって所沢町が生まれるのです。市へ移行するのは戦後の1950年になります。その後は、入植事業や、集合団地の建設などによって人口が増加していきます。さらに、西武グループによるレジャー開発やプロ野球の球団移転などによって大きく発展したというわけです。現在では、人口34万人を超える中核市となっており、特例市にも指定されています。